【8月のMVP!!】早期に活躍する新卒の実態と、そのマネジメントに迫る
こんにちは。人事の畠山です。
2019年も残り約半分となった今、皆様いかがお過ごしでしょうか?
ヒトクセでは、毎月行われる月次報告会にて月間MVPを選出しているのですが、なんと今回は4月入社の新卒が選ばれました!
そこで今回は、「早期に活躍する新卒とは一体どんな人なのか」、「活躍する人を育てるコツはあるのか」、受賞者と上長にインタビューして参りました。
鈴木康平(すずき こうへい)新卒3年目/営業本部
湯上の上司としてチームのリーダーを担っている。
仕事をこよなく愛し、コミットメント力はピカイチ。
一時は仕事の疲れと貫禄が滲み出ていたせいか、
役員より年上に見られることもしばしばあったとか・・・。
――――湯上さんが鈴木さんのチームに配属された当初の印象を教えてください。
鈴木:非常に明るくハキハキとしている子だなと思いました。
愛嬌もあって可愛がられそうなタイプなので、お客さんと直接コミュニケーションを取るポジションで活躍するイメ―ジが一瞬で湧きましたね。
――――確かに当初からコミュニケーション能力が高い印象はありましたね。
実際、一緒に働いてみていかがですか?
鈴木:ポジティブな印象であることは変わりないのですが・・・天然でしたね(笑)
――――天然、ですか(笑)
鈴木:はい・・・(笑) 時々とんちんかんな質問をしてくることがあるんです。とは言っても、皆を笑わせてくれて場の雰囲気が和むのでマイナス要素とは捉えていないですけど。
――――「仕事の仕方」という観点で、湯上さんの特徴ってありますか?
鈴木:わからないところは非常に細かく質問をしてくる印象があります。これは、お客様への配慮がすごく行き届いているがゆえの「社外と齟齬がでないように」という観点からだと思うので、湯上さんのいいところですよね。
また、理解しきっていないときは素直に「わからない」という顔をしてくれます。
「アピールしてるな(笑)」と感じとれるくらい理解度を表情に出してくれるので、「わからないままレクチャーだけが進んでしまっている」とか、「ミスコミュニケーションが発生している」ということがほとんどないですね。その結果、複数回同じことをレクチャーすることがないので効率がよく、教える側としても非常にありがたいです。
――――それは大事なことですね。湯上さん自身、「細かく聞く」ということは意識してるの?
湯上:そうですね。「自分は大雑把な性格だ」ということを認識しているので、仕事のときはそれが出ないように意識しています。
特に、お客さんとのやりとりで認識の齟齬が発生することは怖いので、少しでも疑問点があれば自分で判断することなく、上長である鈴木さんに「こういうことですか?」と確認をし、それでもわからなければお客さんに直接聞くようにしています。
鈴木:確かに、自分の予想や意見を持って質問してくることは多いね。
ただ「わからないです、教えてください」ではなく、「こう思うんですけど、合ってますか?」と聞いてくるところは、さすがだなと思います。
――――その他に、意識していることや工夫していることはある?
湯上:お客さんとコミュニケーションを取る際に、次に繋がるヒアリングや提案をするようにしています。
これは営業本部全体の方針でもあるんですけど、「1案件を受注して終わり」ではなく、継続性を持たせられる情報交換を心掛けています。
――――約半年ヒトクセで働いてみて、「成長したな」と思うところは?
湯上:人前で話すことへの抵抗感は少なくなってきたと思います。
最初は「人前で話して、且つ商品を売る」ということが、学生時代の発表などとは違う緊張感があり、非常に恐ろしいことだと思っていたんです。
しかし、回数を重ねていくうちに、結局は人と人とのコミュニケーションだということがわかり、「普通に話せばいいんだ」と、頭では理解できるようになりました。まだ緊張はするんですけどね・・・(笑)
――――では、鈴木さんがマネジメントをする上で気をつけていた部分などはありますか?
鈴木:湯上さん自身で考えるための時間や、余地を与えるようにしています。
背景としては、細かく丁寧に教える方が業務自体の進みは早い場合が多いと思うのですが、成長速度は遅くなってしまう可能性が高いと考えているからです。
なので、結構ざっくり業務依頼をして「考えて動く習慣」を身に付けてもらうようにしていました。
――――さすがですね。そういった鈴木さんのマネジメントがあるからこそ、湯上さんからの質問も自分の意見を交えた形で飛んでくることが多いのかもしれないですね!
そんなマネジメントを受け、来年の春、どんな自分になっていたい?
湯上:一人でも自信を持って営業に行けるようになっていたいです。
今はまだ鈴木さんと二人で営業をしていて、一人では営業をしたことがないんです。最近は私がメインでお話しさせて頂くこともあるのですが、お客さんから難しい質問が飛んでくるとスムーズに答えられないことが往々にしてあります。なので、あと半年頑張って、一人でもどんどん営業に行けるようになりたいです。
――――春に頼もしい姿になっているのが楽しみだね。
では最後に。新卒初のMVPをとった優秀なメンバーと共に、今後どんな営業チームにしていきたいですか?
鈴木:湯上さんが先述したことと少し被りますが、ヒトクセの次のビジネスに繋がる種を拾って来られる営業でありたいと思います。
やはり、インターネット広告業界は変化が激しいので、変化を捉えてプロダクトを常にブラッシュアップしていく必要性がありますよね。そのためには、いかにお客様の要望にキャッチアップしていくかが重要になるので、深いコミュニケーションをとり続けて社内に共有していこうと思います。
見ていて心温まる「程よくフランクな先輩後輩関係」且つ、「目指す方向性がしっかりと合致している同志」という素敵なお二人でした。
今後も活躍の幅を広げて営業本部だけでなく、ヒトクセ全体を盛り上げてくれることを期待しています。