【実証実験】Beaconを活用したO2Oの横断的なユーザー把握の可能性

株式会社ヒトクセの経営企画室では、新規事業や実証実験を通じ、企業活動を「人に好かれる」 ものにするべくテクノロジー、事業開発を行っています。

今回は、iBeaconを活用し、屋内でのユーザー行動を可視化することでO2Oマーケティングに活用 できないか検討しました。
 
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BeaconTEST

ECが普及し、小売店業界などではリアル店舗での行動とオンライン上での行動をいかに紐付けるかとういうことが1つのテーマになってきています。
オンライン上の広告がリアル店舗の来店にどのくらい貢献したのか、LPからどのくらい来店の興味形成ができているのかといったことをO2O施策として可視化するニーズが増えてきています。

こういった背景から、今回はオンライン〜オフラインにかけて同じ識別子でユーザー行動を把握するかつ、iPhoneやMacBookProなど身の回りの通信機器でデータを取得することができるのか検証しました。

eytrack

図のように屋内空間の対角線上に2つのBlueToothの発信器を設置し、ユーザーのiPhoneで発信器から発信されたBluetoothの電波を受信します。

受信した電波の強度からユーザーの場所を計測します。また、ユーザーはiPhoneを持ったまま室内を移動することで、ユーザーが室内でどのように移動しているかを計測しました。

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計測結果として、5m範囲内であれば精度を担保した状態でユーザーの距離を推定することができることがわかりました。

これにより、Beacon発信機を5m平方に設置することでより広い屋内でもユーザーの位置把握が可能になり、実際の小売店などでも行動軌跡を取得することが可能になります。

詳しい実験内容や実験結果については、以下のダウンロードボタンからPDFをダウンロード可能ですので、ぜひダウンロードしてみてください。

<本件に関するお問い合わせ>
株式会社ヒトクセ 経営企画室 渡邉勇輝
E-mail:y.watanabe@hitokuse.com

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