医療SaaS役員がヒトクセを選んだ理由 ―広告事業部長・橘裕樹が語るキャリアと挑戦―

はじめに|今回の記事について

こんにちは!ヒトクセで採用人事を務めております、井上です٩(^^)۶

今回は2025年7月1日に弊社の広告事業部長として中途入社いただいた「橘 裕樹さん(以下、橘さん)」をご紹介させていただきます!✨

この記事ではご本人へのインタビューを通して、
・なぜ医療SaaS役員という安定したポジションからヒトクセを選んだのか
・広告事業部長としての仕事の内容や面白さ
・マネジメントへのこだわりと入社後のリアルな感想
・就職活動中の皆さんへのメッセージ
などを中心にお伝えさせていただきます♪

今まさに就職活動中の方はもちろん、将来のキャリアについて考えている方にもぜひ最後までご覧いただけますと幸いです♪

プロフィール紹介

橘 裕樹(Tachibana Yuki)

広告事業部 部長

出身:大分県
在住:世田谷区
学歴:福岡教育大学 教育学部卒(2007年)

【職歴】
・YUS(2007〜2016年):新聞販売店の店舗管理・営業を9年間担当
・セレス(2016〜2019年):成果報酬型の求人メディアの営業チームにてチームリーダー。
・アクシス(2019〜2025年):医療向けクラウドサービス 営業部長→事業企画部長。ゼロから1億円規模のプロダクトを立ち上げ
・株式会社ヒトクセ(2025年7月〜):広告事業部長として入社

学生時代はバスケでインターハイに出場した体育会系。趣味はゴルフ・筋トレ・バスケ(最近、社長に誘われた社会人バスケで足を負傷したのはまだ記憶に新しい…笑)。高校2年生の双子の娘を持つ2児の父でもあります。

教育学部出身からビジネスの世界へ|キャリアと入社経緯

――――橘さんは福岡教育大学の教育学部ご出身とのことですが、先生にはならずビジネスの世界へ進まれたのはなぜですか?

橘:

正直に言うと、大学を選んだのは「ここなら受かりそう」という理由がかなり大きかったんですよ(笑)。国公立じゃないと費用的に難しいという家庭の事情があって、福岡で探してみたら福岡教育大学が候補に上がって。将来のことを深く考えていたわけではなかったです。ただ、教育実習に行ってみて「これは自分には向いていないな」と感じたんです。公立高校には、勉強が得意な子もいれば、そうでない子もいる。みんなに同じ熱量で接し続けなければいけないけど、自分にそんな君子聖人のような行いはできない!。やる気のある人たちと一緒にがむしゃらに働く方が楽しくいられるなと思い、民間企業に進むことを決めました。

――――すごく正直なお話ありがとうございます(笑)!ちなみに新卒でYUSに入社されたのはどういう経緯だったんですか?

橘:

教育大学って周りが先生を目指す人ばかりなので、就活の空気感を知るのが遅くて。3年生の1月頃からようやく動き始めたんです。周りの大学の友達がもうとっくに動いているのを成人式で知って、だいぶ焦りました(笑)。「福岡に拠点があること」と「母体が読売新聞で安定してそう」というのが選んだ理由です。今の面接で学生の皆さんがしっかり考えてきているのを見るたびに感心しています。当時の自分はそんなに深く考えていませんでしたね。

入社の決め手は「10年後の自分の市場価値」

――――前職のアクシスでは事業企画部長として活躍されていたと聞きましたが、転職のきっかけは何だったんですか?

橘:

会社が買収されて、尊敬していたオーナー社長が退任したことが1番の理由です。上場し、その後も企業を成長させていく!といったその社長の思いに対して本気で一緒に叶えていきたいと思っていた。でも自分たちの今の力ではそれが叶わない、それを受け入れることもそういう選択をその社長にとらせてしまった事は正直今でも相当悔しいと感じています。「買収がなければずっと支え続けるつもりだった」くらい、前職への愛着はあったので。最初はヘルスケア領域での転職を考えていたんですが、近い業界なので動くと顔がバレてしまうという事情もあって(笑)。範囲を広げて探し始めた結果、転職サービス(Libs)経由でヒトクセから最初に声をかけていただいたんです。

――――転職活動で最初に話した会社がヒトクセだったとは!何か縁を感じますね。最終的にヒトクセを選んだ理由を教えてください。

橘:

ヒトクセを選んだのは、「10年後の自分の市場価値」という視点でした。当時、娘が高校1年生で、「あと10年は頑張らないといけない」という状況でした。逆に言えばあと10年頑張れば後は楽できる。でも、今ままでありがたいことに熱量の高い仲間と頑張ってきて、あと10年はそれを続けたいと思っている。就職活動をやっていくうちに10年後自分の市場価値が今よりも低く選べる仕事が少なくなっていたとしてその時の自分が納得できるのか?という疑問が生まれ未来の自分に少しでも選択肢を与えられるという軸で転職活動を考えようという風に考えるようになりました。

10年後の自分が「あの選択をしてよかった」と言えるためには、多角的な事業を経営者目線で動く経験が必要だと確信しました。ヒトクセはまさにその環境です。1つの領域で深掘りするより、さまざまな事業をコンパウンドに展開している環境の方が、自分の選択肢を広げてくれると思って決めました。しかも転職活動で最初に話した会社がヒトクセだったので、なんか縁を感じましたよね(笑)。

――――なるほど!ちなみに内定承諾後に前職の有給消化期間中から業務委託として参画されたと聞きました!

橘:

ワーカホリックなところがあるのもあって(笑)。求められるレベルの高さを感じていたし、「1日も早くキャッチアップしておきたい」という気持ちが「ゆっくり休みたい」という気持ちを上回ったんですよね。早く活躍したいという意欲の方が強かった。諸戸さん(当時の担当者)からも「早めに来て馴染んでいきなよ」と声をかけていただいたのも背中を押してくれました。

広告事業部長として|仕事内容と責任範囲

――――広告事業部長として、普段1週間はどんな仕事で埋まっていますか?

橘:

担当は都内の総合広告代理店・地方の広告代理店・TikTok Shop・アプリゲーム広告の4領域です。週の時間配分でいうと、定例会議が10%、1on1が10%(新卒以外のメンバーと週1回やっています)、営業活動が20%、経営戦略・損益管理が10%、残りがクライアントワークや雑務といった感じです。1on1ではメンバーが「やりたいこと」を引き出す場にしたいと思っていて、単なる進捗確認にならないよう意識しています。

――――幅広い領域を担当されているんですね!それぞれの面白さを教えてください。前職のヘルスケアSaaSの経験も活きていますか?

橘:

ポテンシャルを一番感じているのはTikTok Shopですね。ライブ配信での購買ってテレビショッピングの進化版みたいなもので、これまでオフラインの地元にしかリーチできなかった人が、日本中、将来は世界中に販路を広げられるかもしれない。そういう新しい購買体験を作っていく事業に携われているのが楽しいです。

地方の総合広告代理店との連携も面白くて。デジタル広告がなかなか活用できていない地方企業に対して、きちんと成果を出してあげると本当に感謝される。エンドクライアントの顔が見える仕事のやりがいがあるし、地方活性化にもつながっているという実感があります。

前職のSaaS営業経験もめちゃくちゃ活きています。顕在課題だけでなく潜在課題まで掘り下げて対話する、というソリューション営業的な姿勢が染み付いていて。広告主側の立場で物事を考える視点も今の仕事に活きています。

――――入社から事業が昨対比200%超成長を達成したとのこと!その要因は何だと思いますか?

橘:

ヒトクセが元々持っていた資産が大きいんですよね。電通・博報堂とのプロダクトやコネクションという土台は既にあった。足りなかったのが「使ってもらうための推進力」、つまり営業力でした。そこにリソースを集中投下して、会食を増やしたり勉強会を増やしたりしたことがうまくはまって200%成長につながったと思います。また、会社の収益状況も踏まえながら「今、一番お金になりそうな領域はどこか」という優先度をきちんとつけて動いたことも大きかったと思います。

ただ、これだけでは一過性の成長で終わってしまいます。広告業界はトレンドの移り変わりが速い。だからこそ、リプレイスされにくいゲームやTikTok Shopの領域を強化することで、持続可能な成長を作っていくことが次のテーマです。

入社してから感じたこと|ヒトクセのリアル

――――実際に入社してみて、入社前のイメージと違ったことはありましたか?宮崎さん(代表)との仕事はいかがですか?

橘:

いい意味でのギャップは2つあって、1つは若手メンバーの成長意欲の高さです。「Z世代は意欲が低い」みたいなイメージを持っていたんですが、全然そんなことなかった。みんなちゃんと「頑張ろう」という気持ちを持っていて、本当に頼もしい。200%成長の要因は、新卒3年目の政岩くんのプレイヤーとしての活躍が先にあって、自分はそれをスケールさせた感じなので、メンバーが素晴らしかったというのは間違いないですね。

もう1つは福利厚生の充実ぶりです。この規模の会社でここまで制度設計が整っているのは珍しい。入社前はあまり気にしていなかったのですが、入ってみて「これは良かった!」と思いました(笑)。

宮崎さんについては、東大出身でIPOを目指す経営者というと自己顕示欲が強いイメージを持つ方もいるかもしれないけど、全然そんなことなくて。周りのことや全体最適をきちんと考えられる人で、一見クールに見えるけど実はすごくウェット。「尊敬できる経営者と働きたい」という軸で転職した自分にとって、その点は期待以上でした。

――――宮崎さんをそういう風に捉えていただけて、採用担当として嬉しいです!ヒトクセの若手メンバーについてはどんな印象ですか?

橘:

世間で言われるZ世代のイメージとは全然違って、成長意欲がめちゃくちゃ高い。みんなしっかり「もっと伸びたい」という気持ちを持っていて、本当に頼もしいです。自分としては、活力を失わないように意識的に彼らよりも元気に振る舞うようにしています(笑)。40代で若い組織を引っ張るには、テンション負けしないことが大事だなと思っています。

メンバーが伸び伸び働ける環境へ|マネジメントのこだわり

――――橘さんは7名のメンバーをマネジメントされていますが、どんなことを意識して向き合っていますか?

橘:

1つは「なぜこれをやるのか」を必ず伝えることです。タスクを渡すだけでは、数字を追うことが目的化してしまう。例えばアポ数をKPIにしても、それが目的化して中身のないアポが増えても意味がない。メンバーが背景と目的を理解して、納得した上で動けるようにすることを大切にしています。

もう1つは、アウトプットだけでなく、そこに至った思考プロセスを聞くこと。「なぜそう考えたの?」と問い続けることが、論理的思考力を育てると思っていて。メンバーには「答えを出してきた時には、どう考えたかも説明できるようにしておいてね」と伝えています。

――――成長意欲の高いメンバーのやりたいことを引き出す工夫もされていると聞きました!

橘:

メンバーから「あれやりたい、これやりたい」という声が出てきた時は、なるべく実現できるようにしてあげたい。100%飲めないこともあるけど、エッセンスを加えたり軌道修正したりして「これならOK」という形まで持っていく。メンバーが働きやすい環境を整えることが自分の役割だと思っています。

タスクの分散については、広告の実務スキルに関しては今の若手メンバーの方がよっぽど優秀です(笑)。だから権限移譲はスムーズにできていますね。前職でプレイヤーとマネジメントを同時に抱えすぎてオーバーフローした苦い経験があるので、「1人で抱え込まない」ことは自分にもメンバーにも徹底したいと思っています。

――――新卒のメンバーには特にどんなことを大切にしてほしいと思いますか?

橘:

「いいやつ」であることですね。仕事は一人でできないから、周りに「この人を応援したい」と思ってもらえる人の方が絶対に成功しやすい。自分が何を提供できるか、相手にどんな価値を与えられるかを常に考えて行動する、いわゆる「ギバー」であることが大事だと思います。あとは素直であること。言われたことをまずやってみる、というシンプルな姿勢が伸びる人の共通点だと感じています。他責にならず、まず自分ができることを探して行動できる人が成長すると思います。

ヒトクセの今と未来|コンパウンド戦略で変化に勝つ

――――今後ヒトクセをどんな会社にしていきたいですか?

橘:

変化に耐えられる企業体質を作っていきたい、というのが1番の想いです。私が2019年頃にバーチカルSaaSの会社にいた時は「これが最先端だ」と思っていたのに、数年後には「SaaS冬の時代」と言われるようになった。それくらいビジネスのトレンドサイクルが速い。1つの事業に固執していたらすぐに時代に置いていかれる。

だからこそ、コンパウンドに複数の事業を展開して、ある事業がダメでも別の事業で勝てる体制を作っていきたい。電博との連携で上流のニーズをキャッチしながら、地方課題の解決やTikTok Shopによる新しい購買体験の創出など、多角的な成長を積み上げていきます。事業同士を組み合わせることで新たなソリューションも生まれてくるはず。そういう可能性に満ちた環境だと思っています。

就活生へ|橘さんからのメッセージ

――――橘さんが一緒に働きたい人、ヒトクセに向いている人はどんな方ですか?

橘:

成長意欲が高い人、そして「いいやつ」ですね。他責にならず、素直で、まずやってみようという前向きさがある人。ヒトクセは変化の速い環境なので、経営者目線を持って自分で判断して動ける人が活躍できると思います。面接でも「この学生は伸びそうだな」と感じるのは、やっぱり素直な人です。言われたことをまずやってみる、という姿勢がある人は、それだけで大きなアドバンテージがありますよ。

――――最後に、就職活動中の学生さんへメッセージをお願いします!

橘:

おっさんみたいなことを言いますが(笑)、若いうちは「量」をこなしてほしいんです。活力も体力もある今しかできないことがある。就活で言えば、周りが10社受けているなら自分は20社受けてみる。たくさん悩んで、たくさん泣いて、たくさん行動する。その全部が未来の自分への投資になります。年齢を重ねると体力も気力も少しずつ落ちていく。それは誰にでも当てはまることなので、若いうちにとにかく行動量を増やしておいてほしいです。

ヒトクセについて言えば、複数の事業を展開しているので、配属先が自分に合わないと感じてもジョブローテーションがしやすい。横にも、上にも、斜めにもキャリアを伸ばせる環境があります。ぜひ一緒に挑戦しましょう!

おわりに|カジュアル面談のご案内

いかがでしたか?医療SaaS役員という安定したポジションをあえて手放し、「10年後の自分の市場価値」という軸でヒトクセを選んだ橘さん。入社後は200%成長という実績を残しながら、若手メンバーが主体的に動ける環境づくりにも力を注ぐ姿が、少しでも伝わっていると嬉しいです。

橘さんとお話してみたい!ヒトクセが気になった!という方は、ぜひカジュアル面談からでもお気軽にどうぞ♪

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覗いてみていただけると嬉しいです!٩(^^)۶