【実証実験】屋外サイネージ広告の視聴率を3倍にする”あの”タイミング。

 
株式会社ヒトクセの経営企画室では、新規事業や実証実験等で新たな文化を世の中に送り出すべく活動しています。

今回は都内の大交差点の設置している大パネルサイネージの視聴状況について調査し、視聴への影響要因や、効果の高い配信手法について検討をしました。
 
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広告業界にとって1つのテーマでもある「OOH広告の定量化」に対して様々なソリューションが展開され始めていますが、定量化の意義や定量化において存在する変数は何なのかといった疑問を本稿では解明していきます。

特に今回は、渋谷駅や新宿駅の大交差点に設置されている大パネルサイネージ付近を調査対象とし、通行人の視線状況や設置環境を分析しました。
 
 
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●調査地点

 
 
調査結果では、信号のタイミング、信号の時間、設置角度などの観点でサイネージ視聴率に影響があることがわかりました。

例えば、信号が赤のタイミングだと、青のタイミングに比べて広告視聴率が3倍ほど高まるという調査結果や、信号の時間によって広告視聴の状況が変化したり、効果的な配信タイミングなどを特定するようなデータが出ています。

今回の調査で、視聴率に影響のある要因とその割合について一部定量化することができたので、OOH広告領域においてもダイナミックプライシングや広告効果のスコアリングが将来的に可能になるのではないかと考えています。
 
 
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●赤信号時間と視聴割合

 

ヒトクセの経営企画室ではテクノロジーを活用したPOC、実証実験を積極的に行っおり、オープンイノベーションで新規事業にチャレンジしています。

今回はサイネージ広告の効果測定という領域をテーマに取り上げましたが、アドテクノロジーで培ったソフトウェアエンジニアリング力を活かし、様々な領域にチャレンジして参ります。

ぜひ下記の本文をお読みいただき、ご興味のある方はお気軽にご連絡いただけると幸いです。

<本件に関するお問い合わせ>
株式会社ヒトクセ 経営企画室 渡邉勇輝
E-mail:y.watanabe@hitokuse.com

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