TechCrunch Tokyo 2019に出展しました

11月14日(木)、経営企画室の島田と渡邉がTechCrunch Tokyo 2019に参加しました。


 
 
■『TechCrunch Tokyo 2019』とは
日本最大級のスタートアップ企業の祭典です。
今年で開催9年目となり、毎回ゲストスピーカーの登壇や、会場展示などが行われています。
 
 
■出展概要
今回は、富士通グループがスタートアップ企業と共に新たなサービスの創出を行うFUJITSU ACCELERATORの一環として、富士通総研様と協業した『視線推測によるサイト内関心検知』を紹介しました。
 
 
■『視線推測によるサイト内関心検知』とは
ヒトクセ独自開発Gaze Analyzer「視線推定技術(ユーザーのスマホ上での動きから注視している箇所を推定できる技術)」により、ユーザーごとの興味関心を把握することで、サイト改善や広告配信の最適化に役立てる事ができるツールです。富士通総研様とヒトクセ社は共同で、Gaze Analyzerを活用したサイト分析サービスをβ版としてご提供しています。
https://www.fujitsu.com/downloads/JP/group/fri/businesstopics/digitalmarketing/2019-9-1.pdf
 
 
GazeAnalyzerの特徴
①「注視」している箇所が把握可能に
従来はPV数やクリック数、CV数といった指標でサイト内行動を把握するのが一般的でした。
しかしGazeAnalyzerでは、スマホの傾きやスクロール時のタップ位置などから視線を推定できるため、何を「注視」したのかがわかるようになります。
これにより、ボタンクリックなどの「アクションはされていなくとも価値を発揮しているコンテンツがどれなのか」や、「CVに寄与した文言はどれなのか」を把握することができ、サイト改善に役立てることができます。
 
②「注視」したユーザーにだけターゲティングが可能に
実証実験にて、あるコンテンツに注視したユーザーとそれ以外のユーザーとで遷移先の訪問率を比較しました。その結果、注視したユーザーの方が1.6倍も遷移率が高かったことがわかりました。
このデータを踏まえ、注視したユーザーにだけ広告を配信することで、非効率な広告を排除することができます。
 
③カメラを使わずに視線を推測
GazeAnalyzerはカメラを一切使用していません。タップ位置やスクロールなど、スマホの操作ログから視線を推定しています。そのため、どなたでも安心してご利用いただけます。