新卒1,2年目が語った『事業の未来』とは。「仕掛屋」の活動をご紹介!

こんにちは、人事の畠山です。

今回は、「仕掛屋(シカケヤ)」の1年の施策の中でもメイン施策といっても過言ではない施策について、仕掛屋メンバーの武藤くんにインタビューしました!

そもそも仕掛屋とは?
2021年に一新したヒトクセの新ミッション・バリューの浸透のため、立ち上がった有志組織。
現在は新卒2〜3年目の社員で活動中。
▽ヒトクセのミッションバリュー

 

――――早速ですが、この一年の中で、仕掛屋がメインで行った施策とはなんでしょうか?

はい、この一年仕掛屋がメインで行った施策は「事業や会社の方向性について明確にする」ということです。

 

――――確かに、1年くらい奮闘していた印象があります!この施策を行うに至った背景を教えてください!
そもそも仕掛屋の目標として、平均勤続年数を6年以上に伸ばすというものがあります。
退職者が多い時期があり、その退職理由を分析したところ「事業の方向性が見えない」という声が多かったため、その解決に向けて動きました。

 

――――こういった定量的には表しにくい課題が「解決した」と判断するのって難しいですよね。
ちなみにこの課題に対して、仕掛屋はどのようなアプローチを行ったんですか?

ざっくり、事業の方向性が見えるとはどのような状況かを、定量的に考えられるように定義し、定量的な目標を達成するためにヒアリングと新規施策を複数試しました。

細かい流れは以下の通りです。
①事業の方向性が見えるとはどのような状態かを考える。
(作成したアンケートの平均点が10点満点中、8点を超えている状態と定義)
③社員に対して、初回アンケートを実施
④社員に対して、アンケートで回答した結果を元にどのようなことを知りたいかをヒアリング
⑤低い点数を付けていた社員が不明瞭と回答した項目を中心に、経営陣にヒアリング
⑥⑤の情報を仕掛屋がまとめ、社員に対して発信
 

ちなみにアンケート項目は以下の通りです。
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・現在、広告事業の方向性はどの程度見えていますか?
・現在、ウェビナー事業の方向性はどの程度見えていますか?
・3ヶ月前に比べて、広告事業の今後の方向性はどのくらい見えるようになりましたか
・3ヶ月前に比べて、ウェビナー事業の今後の方向性はどの程度見えていますか?
—————————————————————————–
 

――――ありがとうございます!各社員感じていることは異なると思いますが、④の社員の知りたい項目ではどのような項目が特に多かったですか?

そうですね、

・そもそも自分が属している事業以外の事業がどのようなことをしているかわからない。
・今、メイン事業である広告事業以外にやっている理由がわからない。
・2,3年後の定量的な目標がわからないから2,3年後に会社がどうなっているかわからない

といった意見が多かったです。

 

――――なるほど。その項目に対して、経営陣にヒアリングを行ったと思うんですけど、その後の社員に対しての発信の方法としてはどのような手段をとったんですか?
ブログに記載して社員に限定公開したり、デザイナーの今井さんにお願いして、社内報を作成して配布したり、最後は全社員の前で仕掛屋メンバーから事業の方向性について発表しました。

↓社内報の一部

 

――――試行錯誤してますね。最終的な施策の結果としてはどうでしたか?――――

以下が実際の点数の推移です!

徐々に点数は向上し、最終的には8点に近い点数を出すことができました。
目標点数に近づいたことから短期的な施策としては一旦クローズしましたが、定期的に同様のアンケートを実施する予定です。

 

――――ディスカッションしている場は何度も見かけましたが、その点数を出すまでに、どのような葛藤がありましたか?
全体的な点数は徐々に推移しましたが、個別に見るとあまり推移していない方もいたり、アウトプットの方法によっては、伝いたい内容が伝わらなかったりした点ですね、、。
ただ、そのぶん学びも多く、それぞれの施策の効果を確かめつつPDCAを回せたことは自信に繋がりました。また、経営視点で物事を考える機会も増え、ビジネスマンとして成長できた実感があります!

 

――――ありがとうございます。仕掛屋の活動を通して、ビジネスマンとしての成長につながったのは人事としても、とても嬉しいです!最後にこの施策をやってみて感じたことを教えてください!
当時新卒1年目だった僕が、みんなの前で事業の方向性について発表した際に「新卒のメンバーが発表していることに感動した」という声をいただき、自分たちの施策によって社員の心が動いたということにやりがいを感じました。

今後も仕掛屋の施策を通して、強固な組織を作れるように精進しますので、引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。