【実証実験】バーチャル試着の有用性について
株式会社ヒトクセでは、新規事業や実証実験を通してビジネスを推進させるべく、テクノロジーや事業の開発を積極的に行っております。
今回は、スマホでメガネを試着するテクノロジーの開発と、その活用について検討しました。
◆概要
COVID-19の影響が長引く昨今、実店舗での試着が少なくなっています。自分に似合うメガネが見つけにくいという苦悩を抱える方も多いのではないでしょうか。
ヒトクセでは、バーチャル試着という、実際にモノを身に着けることなく、擬似的に試着ができるテクノロジーを活用することでこの問題を解決しようと考えました。
バーチャル試着のメリットとして、ユーザーは、お家で手軽に試着できる。店舗側は、ECサイトでの売上向上・リアル店舗の縮小によるコストダウンがあります。
実証実験では、メガネのバーチャル試着により、被験者の試着したメガネに対する「似合う度合い」や「購入意欲」の変動度合いを調べましたので、ご報告いたします。
◆結果・結論
・実験結果
今回の実証実験では、バーチャル試着を行うことによって、61.7%のユーザーの「似合う度合い」に、40.4%のユーザーの「購入意欲」に変動を与えることが確認できました。
被験者数は47人で、バーチャル試着によって購入者の態度変容を起こし、購入に結びつけることができると考えております。
・実験指標について
①「似合う度合い」
対象のメガネが自分に似合うかどうか
②「購入意欲」
対象のメガネを購入したいかどうか
・考察
今回の実験結果として、バーチャル試着の導入により、オンライン上でもユーザーが商品の比較検討を行えることが示唆されました。
ヒトクセでは、オープンイノベーションや共同開発も積極的に行っています。
本件に関するサービス開発にご興味のある方は是非お問い合わせいただけますと幸いです。
本実証実験の詳しい内容は以下のフォームから全文が見れますので是非ご覧ください。
<本件に関するお問い合わせ>
株式会社ヒトクセ ビジネス開発部 渡邉 勇輝
E-mail:y.watanabe@hitokuse.com